このサイトでも、SEOという言葉が頻繁に出てきます。そもそもSEOとは何でしょうか?
また、SEOを覚える前に基本的な事を知っていないと意味が無いものもありますので、SEOの前に必要な基本的な事を説明します。
SEOとは?
SEOとは、Googleへの胡麻擂り サーチ・エンジン・オプティマイゼーション と言って、日本語で言えば、検索エンジン最適化という意味になります。
より簡単に言えば、特定のキーワードで検索された時に、検索結果の上位表示をさせるようにする事を意味します。
よく、検索結果の上位表示させるために行う事と説明されていますが、キーワードが抜けています。どんなキーワードで上位に表示させるか決めて行わなければ意味がありません。もちろん、偶然というか半分偶然で狙っていないキーワードで上位表示させる事もありますが、それも普段からSEOに取り組んでいるからこそ、生まれた結果である事が大きいと言えます。
なぜ、検索結果で上位表示させる事が重要なのでしょうか?
理由は簡単です。検索で来てもらう分にはお金がかからないからです。また、人が検索をする時は何か「したい」から行います。したいという要望が発生しているので、サイトに来てもらった時には何かこちらが望むアクションをしてくれる可能性が高いという事もあります。
では、SEOは検索結果で上位表示させるために行う事は解りましたが、どの検索サイトに対して行えば良いのでしょうか?
SEOはGoogle対策
基本的にSEOはGoogleに対して行います。日本で一番利用されている検索サイトはYahoo!です。ならば、なぜYahoo!では無いのでしょうか?理由はあります。Yahoo!の検索の仕組みはGoogleの検索システムを使っているからです。ただし、Googleの検索システムを使ってはいますが、検索結果はYahoo!が少しカスタマイズしているので同じにはなりませんが、同じ傾向にはなります。
なので、Yahoo!ではなくGoogleに対して行う事がSEOとなっていきます。ただし、少しずつ、状況が変化してきていますので、何か情報があれなブログで更新していきます。
追記 2015年3月12日 2014年ではYahoo!よりもGoogleが日本でも検索で使われるサイトNo.1になっています。もちろん、Yahoo!もGoogleの検索結果なのでやることは変わりません。
Googleの商売
そもそも、Googleの商売は何でしょうか?こちらで簡単に説明をしていますが、検索された時やAdsenseでの広告配信がメインの収入源となっています。でもGoogleが一番お金をかけているのは、広告配信のシステムではなく、検索を行う検索エンジンと呼ばれる仕組みに対してです。これが、Googleの生命線となっているからです。
なぜ、多くの人は検索をGoogleで行うのでしょうか?それは、Googleの検索結果が一番信頼出来るからです。
Googleは検索を利用されるユーザーを第一に考えています。最高の検索結果となるように日々、工夫を重ねています。そうする事で、ユーザーからの検索サイトとしての信頼が高まり、Googleで検索してくれる人が増えてきます。検索する人が増えれば、サイトに来る人が増えるのと同じですので、検索結果に広告を出したいと思う広告主も増えていきます。広告主が増えれば、必然的に利益も上がってきます。
そこがGoogleの狙いなのです。
もし、Googleの検索結果が信頼出来ないものばかりになったら、どうでしょうか?他の検索サイトを使うようになりませんか?そうならないため、Googleは日々研究開発を行っています。
だから、Googleは検索結果を良い物にする事を一番にしているのです。そして、信頼出来ない検索結果を出す事を一番恐れています。それはGoogleを使う人が減ってきてしまうと、広告収入も必然的に減ってきてしまうからです。
最高の検索結果とは
では、最高の検索結果とは何でしょうか?
簡単です、検索をした人にとって、一番欲しい情報が検索結果の一番上に来るようにすれば良いのです。しかし、そうする事が一番難しいとも言えます。そのため、Googleはいろんな実験を行い、改良に改良を重ねており、今後も改良は行われていきます。
しかし、そうは言っても、何か基準を作って検索結果の順番を決めないといけません。
検索結果の順位
そこで、Googleは基準を作って、全部ではありませんが、ある程度、こんな風にすれば、検索結果の上位に表示されるから、このように作って下さいね、と発表をしています。
一部は発表を行っていませんが、独自に研究したりテストをして、解明していこうという人もおり、かなり解明はされています。
このようにGoogleが発表している事を忠実に行い、更に解明した人の意見を取り入れて、検索結果の順位で上位に表示されるようにする事をSEOと厳密には言います。
最低限、Googleが発表している事をしないと、SEOは出来ない!と言えますよね。
つまり、SEO対策とは、Googleが発表している事を厳密に行い、独自で解明した人の意見を取り入れて、特定のキーワードで検索結果に上位表示させる事となります。
検索結果はシステムだけで決定していない
Googleは検索結果の順位を基準を作って、それをシステム化して行っています。しかし、システムにはその時点での限界がありますし、開発した時点では気づけなかった盲点があったりします。この盲点をついて、検索結果の上位表示をさせるテクニックもありますが、多くはそれをブラックハットと言います。汚い事をしてでも検索結果の上位表示を目指す技術を使う事をブラックハットと言います。反対にクリーンな方法で検索結果上位を目指す事をホワイトハットと言います。
Googleもこのブラックハットには手こずっている部分があり、システムでは見抜けない事もあったりして、人が直接調べて、汚い事をしている人のサイトの検索結果の順位を下げてしまう事もしています。
なので、全て機械が判断して検索結果の順位を決めているわけでは無いという事も知っておいて下さい。
まとめ
- Googleの収入のほとんどは広告による収入である
- Googleの一番の商売は、優れた検索結果を出す事で人を集める事で得られる広告配信の手数料である
- Googleは最高の検索結果を出す事を一番のメインにしており、検索結果の精度が損なわれるのを恐れている
- Googleは検索結果の順位が上がるポイントを発表しているが全てでは無い
- 発表していない部分も独自に研究やテストを重ね、解明されてきている
- 特定のキーワードで順位が上がるようにする事をSEOと言う
- 正しい方法でSEOを行う事をホワイトハットという
- 正しくない方法でSEOを行う事をブラックハットという
ここではホワイトハットでのSEOを説明していきます。
ブラックハットでは、いつGoogleからペナルティを受けて検索結果の順位が下げられたり、そもそも検索結果に出ないようにされてしまう事もあるのでここでは紹介いたしません。初心者は迂闊にブラックハット的なSEOを行うのをやめた方が無難です。
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