レンタルサーバーを借りて、独自ドメインを取得する場合、ついついレンタルサーバーに目が行きがちですが、独自ドメイン取得とその後の独自ドメイン維持のためのコストについて説明しているところは少ないです。実際に独自ドメインの管理コストがどの程度かかるのか説明いたします。
ドメイン新規取得
ドメインを新規取得する場合の費用です。例えば、comドメインの場合、安いところでは713円(税抜き660円)からあります。
レンタルサーバーと同時申し込みで1円とかプレゼントという企画もよく行われています。高いところでは、2000円弱くらいとなっています。
com以外のドメインで、asiaドメインなら取得だけなら200円で出来るところもあります。
ここで、気をつけないといけないのが、2年目、すなわち更新手数料です。
新規取得は登録してから1年間のみの料金です。1年後にはそのドメインを継続するか継続を行わないか、決めないといけません。
更新料金
ドメインを継続して使う場合は更新料金を払わないといけません。
comドメインの場合、安いところで1000円くらい、高いところで2000円くらいです。
asiaドメインは初年度は200円くらいで手に入りますが、更新手数料は2138円かかります。comドメインは2年間合計で1700円くらいとなりますが、asiaドメインは2300円以上となる計算です。
asiaドメインは使い方によっては確かに有効なのですが、使い方を間違えると個人ではまったく無意味なドメインです。初年度が安いからと言って飛びつくと、効果は薄いしコストはかかるし、面倒なドメインとなります。
自分が使うドメインのTLDの更新手数料がいくらか、最初に確認を行って下さいね。思わぬ費用が発生します。
ドメインの移管
例えばA社で取得してA社のサーバーで使っていたドメインがあったとします。しかし、A社のサーバーがよく落ちるのでB社のサーバーに変更する事に決めました。その時にドメインはどうなるかというと2つの方法で使えます。
1つは、ドメインの管理はA社のままで、実際の使用はB社のサーバーでという方法。
もう1つが、B社がドメイン管理もしている場合、B社にドメインの管理を移管してしまう事も出来ます。この場合、移管手数料というものが発生します。費用としては概ね更新料金と同じくらいの金額になります。
ここで勘違いしていけないのは、A社からB社にドメインを移管したとしても、そのドメインをA社のサーバーで使い続けられるという事です。
ドメインとサーバーは別管理出来るという事です。
ただし、ドメインとサーバーの別管理は初心者には少しハードルが高い部分もあります。
実際の費用一覧
ドメインを取得するのなら、一番安いのは、お名前.com です。
お名前.com で参考になるページがありましたので、1度見て頂くのが良いと思います。
http://www.onamae.com/service/d-price/?btn_g=do06
こちらで実際にどれくらいの料金がかかるか解ります。
Whois情報公開代行
一般的に独自ドメインは誰がそのドメインの権利を持っているのか公開するのが原則となっています。ただし、個人サイトを運営するのに、本名やメールアドレスを晒したくは無い人は大勢いますよね。
そういう人達のために、ドメイン取得をした会社等に依頼して、その会社の名前にしておいてもらうというサービスがあります。これが、Whois情報公開代行と言われるものです。
多くのところでは無料で行ってくれますが、一部有料のところがあるかもしれませんので、こちらもチェックをしておいた方が無難です。
また、TLDによってはWhois情報公開代行が出来ない場合もありますので、気をつけて下さいね。
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