このサイトに来て頂いているあなたは、まさにこれからアフィリエイトを始めようとしていると思います。
でも、今からアフィリエイトを始めても遅いのでは無いか?と考えているかもしれません。
その答えの前に今までのインターネットとこれからのインターネットについて先に知っておいて頂くと解りやすいと思います。
目次
1990年代前半~中盤のインターネット業界
インターネットは、TCP/PIという通信技術で成り立っている説明をしています。このTCP/IPが出てきたのが1983年、今から30年以上前です。
そしてインターネットが商用利用され始めたのが1988年アメリカからでした。
その後、1995年にマイクロソフトのWindows95により、一般の人にインターネットが急速に広がっていきます。
この時代を製品ライフサイクルで言えば、導入期と言えます。
製品ライフサイクルとは
製品ライフサイクルとは、マーケティング用語の1つで、製品が出てから、4つの期間に分類されるというものです。
導入期
製品が開発されて、市場に出回り、徐々に売上が伸びていく期間です。最初の製品の開発で費用が発生しているため、この期間では利益は出ない事が多いとされています。
またここで売上がまったく伸びず、消えていく製品もあります。
成長期
製品が市場で受け入れられ、大幅に利益が伸びていく期間です。
成熟期
市場に行き渡り、利益は安定してきます。ただし、競合の出現により利益が脅かされる事にもなってきます。この成熟期の長さで、製品が優れているのかどうかもよく解ります。
例えば、コモディティ化した商品(トイレットペーパーや一般的な調味料、普通のTシャツ等)は完全にコモディティ化した商品で成熟期が物凄く長い商品と言えます。
これらに変わる製品の登場で衰退していく事になります。おむつなんかが良い例です。布で出来たおむつが無くなり、紙おむつにほぼ切り替わりました。
衰退期
そして衰退期、製品の売上が徐々に減っていく段階です。
この製品ライフサイクルは下記の図のように示せます。
つまり1990年代中盤までのインターネット業界は導入期という事になります。
1990年代中盤~2010年頃のインターネット業界
この期間はまさにインターネットの成長期でした。
もちろん、人気の無いサイトやインターネットを使ったサービスは消えていっていますが、業界としてはドンドン大きくなって来ていました。
今でこそ、ネットの常時接続、光回線なんて当たり前ですが、1990年中頃は今の通信速度の1/20以下、場合によっては1/100以下の速度でした。
まさに成長してきた期間です。
誤魔化しが効いたインターネットでのサービスもそれなりの利益を上げられた時代でした。
そして、スマートフォンの登場により、ほとんどの人が日常生活で普通にインターネットを使う時代に進んできました。
2010年頃~のインターネット業界
まさにインターネットという市場が成熟した状態になってきました。
これは、しばらく続く事になると一般的には考えられています。
トイレットペーパーや一般的な調味料が長く、これからも当然あるかのように、インターネットもしばらくは続いていきます。
ただし、インターネットが一般化した事で、インターネットを使ったサービスは激化していきます。
そのためには、差別化が重要です。他と同じ事をしていては、他との競争で売上は減ってきます。
インターネットサービスにおいては、単純な誤魔化しがもう通じない時代になったと言えます。
成長期はユーザーも成長している時代だったため、誤魔化せましたが、成熟したという事はユーザーも成熟してきたという事です。
真にユーザー視点のサービスで無ければ、受け入れられなくなる時代になったと言えます。
これは、アフィリエイトでも同じです。
インターネット業界の衰退期
インターネットにも必ず衰退期は来ます。
ただ、今このサイトを見ているあなたが、生きている間にインターネット業界の衰退期を見れるかどうかは解りません。
インターネットは、それほど人々の生活に浸透した状態になっています。
まとめ
- 1990年代前半~中盤のインターネット業界:導入期
- 製品ライフサイクルとは
- 導入期
- 成長期
- 成熟期
- 衰退期
- 1990年代中盤~2010年頃のインターネット業界:成長期 誤魔化しがまだ通じた時代
- 2010年頃~のインターネット業界:成熟期 誤魔化しが通じない時代へ 真のサービスの時代へ
- インターネット業界の衰退期:まだまだ先になる
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